インプラント

検査・診断を重視した
安心のインプラント治療を
インプラント
インプラント治療は、外科手術を伴う高度な治療です。インプラント本体を埋め込むあごの骨の周辺には、重要な血管や神経が存在します。これらの組織を傷つけずに手術を進めるには、しっかりした技術力や豊富な経験を持った歯科医師が担当するのが望ましいと言えます。
当院の院長は、インプラント治療を専門とする歯科医師から直接指導を受けながら、さまざまな症例を手がけてきました。さらに私どもではCT撮影を実施し、あごの骨の厚みや高さ、神経の位置までを、治療開始前にしっかりと把握しております。
インプラントについて
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インプラントとは
インプラント治療は、人工的な歯の根(インプラント)をあごの骨に埋め込む治療です。埋め込んだインプラントの上に被せ物を装着するため、ご自身の歯に近い状態で食事を楽しんでいただけます。また、見た目も天然の歯に近い色味を再現できます。
- 費用
- 診査診断:22,000円(税込)
インプラント埋入:220,000円(税込)
2次オペ:55,000円(税込)
上部構造:132,000円(税込) - 治療期間
- 4カ月~12カ月
- 治療回数
- 12回ほど
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Meritメリット
- 見た目の変色に強い素材です
- 内冠が丈夫なため、前歯・臼歯、どちらでも使用できます
- 1本単位で埋入できるので、他の歯への負担がありません
- しっかりと噛むことができます
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Demeritデメリット
- 自費診療のため、保険の治療に比べると費用がかかります
- 外科手術が必要になるため、患者さまに体力的な負担がかかります
- 段階的に治療を進めていくため、治療期間が長くなります
- 術後に痛み・腫れ・出血・合併症を伴う可能性があります
- 術後も定期的なメンテナンスが必要です
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インプラント治療に力を入れる3つの理由
当院がインプラント治療に力を入れているのは、お口の中の環境を、歯を失う前に近い状態まで戻せる治療だからです。外科的な処置を伴うことで悩まれている方も多いかと思いますが、私どもでは患者さまのご希望を第一に考えた治療をご提案します。
インプラント治療はもともと歯があった場所に、フィクスチャーと呼ばれる土台を直接埋 め込み、そこに人工の歯を取り付ける形になるため、自分の歯と同じような感覚で噛める ようになります。またインプラントを行うことで、入れ歯のように他の歯に負担をかけたりブリッジのように健康な歯を削ることがありません。
また、最終的な仕上がりが美しいこともインプラント治療をおすすめする大きな理由です。セラミックなどで作る人工歯は、独特の透明感を持っています。細かい色調整もできるので周囲の歯と違和感なく作製することができます。01見た目の
美しさ02噛み心地・
安定性の高さ03周囲の歯に
負担がない
当院で行うインプラント治療
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治療の安全性を高める各種設備の導入
インプラント治療は手術を伴う高度な治療です。当院では、より安全性を高めるために、各種設備をそろえております。
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CT
手術中に誤って神経や血管を傷つけると、重大な事故につながることもあります。そのため一般の歯科治療よりも、精密な検査が必要になります。そこで私どもでは、歯科用CTを用いて検査を実施。あごの骨の厚みや高さ、神経・血管の位置を正確に把握できるようにしております。
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生体モニター
手術中、患者さまの顔色など見た目だけではお体の状況を管理できないことがあります。そこで、心拍数や体温、血圧、酸素飽和度、心電図を常に測定・記録できる生体モニターを導入。万が一、何か異変が起きた際にも迅速に対処でき、より安全に手術を行えます。
このように当院では手術中の重大な事故を防ぐと共に、患者さまのお体の負担が少ない治療をより安全にご提供できるよう、各種設備を取り揃えております。
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感染予防対策を徹底した安心の治療環境
医療機関内で別の病気に感染してしまうことを、院内感染と言います。私どもではインプラント治療中に院内感染を起さないよう、感染予防対策を徹底しております。
院内感染の主な発生原因は、治療に使用する道具が細菌に汚染されていることです。そこで、歯科医師や歯科衛生士が使うグローブやマスク、ガウン、治療器具を置くトレーなどについて、なるべく使い捨てにできるものを採用。ほかの患者さまに使い回すことはしておりません。
また使い捨てにできない治療器具は、汚染の原因となる血液や唾液を毎回しっかりと洗浄。その上で消毒・滅菌を徹底しております。
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信頼性の高いストローマンインプラントを使用
インプラントは入れ歯やブリッジに比べると、治療費と治療期間を必要とします。それだけに、短期間で破損してしまうようでは意味がありません。
当クリニックは耐久性や安定性をできるだけ確保できるように、世界でも有数のシェアを持つストローマン社のインプラントを採用しています。この会社のインプラントは10年後でも98.8%維持されているというエビデンスがあり(※)、安定性の高さが証明されています。
入れ歯やブリッジの耐久性も研究されていますが、ストローマン社のインプラントの耐久性は非常に高い数値です。03
インプラント治療の流れ
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01
事前検査
インプラント手術の前に、検査器具やレントゲン、CTで、歯やあごの骨の状態を調べます。 -
02
治療計画の説明
歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかをご説明し、インプラントの治療計画をご案内します。 -
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第1手術
治療計画を基にインプラント本体をあごの骨に埋め込みます。 -
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治癒期間
埋入したインプラント体と骨が融合する(オッセオインテグレーション)まで、治癒期間を置き、経過観察をします。 -
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第2手術
インプラント体と骨が融合したのを確認して、第2手術を行い、補綴物の土台を装着していきます。 -
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プロビジョナル(仮歯)装着
プロビジョナル(仮歯)を装着することで、しっかり噛めること、舌感の有無、歯の形の可否等を確認した上で上部構造を作成していきます。 -
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上部構造の装着
2次手術から期間を置き、安定したら、歯型の型取りを行い補綴物を製作します。
この時、作製したセラミッククラウンなどの被せ物を装着したら、完成です。術後は定期的なメインテナンスをおすすめします。
インプラントと
定期的なメインテナンス

噛む機能を回復させる方法として魅力的なインプラントですが、長期的にインプラントの効果を持続させるには定期的にメインテナンスを受け、常にお口の中を健康な状態を維持する必要があります。
その理由は、メンテナンスや日頃の歯ブラシを怠ると、清掃が行き届かなくなるため細菌が増殖して「インプラント周囲炎」を引き起こすためです。インプラントは決して埋入したら終わりというものではなく、埋入した後も歯科医師や歯科衛生士と協力しながらメンテナンスを継続し「インプラント周囲炎」のリスクを抑えていくことを目指しています。